朝とともに私の宙ぶらりんの一日は始まる。 始まる、と言っても、何も起こりはしない。洒落にもならないが、身体もベッドから起こさない。スコップで胸の肉を背中まで抉り取られたような痛みの存在を再確認して、上半身を起こすことが出来ず、また眠りにつく…
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