デジタル庁の職員との座談会に参加した

adventar.org

 

↓これです。「デジタル庁 行政出身職員&民間出身職員と語ろう」というやつ。

www.digital.go.jp

 

きっかけ

Twitterで流れてきたツイートを見て、「ちょうど大学の面談担当の人と就活の話する? みたいな感じになってたんだよな~」と思い応募。

応募時点ではオンラインで職員同士が語ってるのを聞く会だと思っていた(バカ)。

「抽選に当たりました! つきましては〇月〇日にデジタル庁までお越しください」と言うメールが来て、ビビった。

 

~座談会まで

あわててデジタル庁のHPとnoteにざっと目を通して聞きたいことを考えておいたが、不要だったっぽい(後述)。

 

当日の流れ

赤坂の高層ビルにビビりながら向かう。

周りの参加者が全員スーツで、「あっ! 服装規定が特にないのに周りの就活生が全員スーツ着てきてビビるやつだ!!!」という体験をした。(ぜんぜん私服でいいのに……と庁の人も言っていた)

QRコードでエレベーターホールに入る。部屋に入るためには職員の方のIDカードがいるらしい。厳重~!

中くらいの大きさの部屋に通される。

 

座談会までのパート

デジタル庁とは? どんな組織か、何をやっているか? の説明が20分、職員さんの自己紹介が3×5分くらい、座談会45分、アンケート5分、みたいな。

職員の人はこんな感じのラインナップだった。

総務省から出向してきた人。新卒から官僚。学生時代はスノボでウェイして酒酒酒だったらしい。男性。

・銀行に10年くらいいて、経験者採用でデジタル庁に入った人。公金受取口座に関するもろもろと、Web3.0に関する調査報告の2つにアサインされている。男性。

・広告代理店などで社会人経験5年くらいを経て、経験者採用でデジタル庁に入った人。採用担当。女性。

・民間採用で、週4勤務の非常勤。40代くらい。人事のフリーランスもしている。組織作り担当。女性。

・(デジタル監の秘書官(?)の人。連れてこられて、すぐ戻った。)

参加者は、大学1年生の人とか、もう就活終わりましたけどデジタル庁に入れるチャンスなので来たという人とか、公務員になりたい人とか、自分みたいにこれが初めての就職に関するイベントという人とか、いろんな人がいました。河野さん(大臣)きっかけで来た人が多くて、インフルエンサーだなあという気持ちに。

国立とか早慶の官僚になりたい!って人だらけの可能性も予想してビビってましたが、そんなことはなかった。

プログラミングやっててコンピューターだいすき!って人だらけの可能性も予想してましたが(略)

 

最初20分はデジタル庁についての説明。だいたいHPに載っていたことを説明していました。HPに目を通していたので、メモを取ることが特になかった。(本当に無の知識の状態で行ってもぜんぜん問題なさそう)

次は各々の人がどういうことをやっているか。これもnote読んできたら話された内容がnoteで読んだやつだ!ってなったりした。

「民間企業はファンを増やせばいいんだけど、政府は『スマホみんな持ってるからいいよね!』みたいにはできなくて、全ての人が取り残されないように~」みたいなことを誰かが言ってたのが印象に残っています。

 

座談会パート

全員でひとつのテーブルを囲みました。2周くらい質問したら時間が来ました。

 

・河野さんがらみで来た人が多かったので、河野さんがどんな人か、直接会った人が印象を話してくれた。

・「学生のうちにやった方が良いことはあるか?」→興味のあることをやって、いろんな人に会いに行くと良い。など

・テレワークについて。テレワークの申し込みでPCを持ち帰りたい場合、他の官庁は2日前くらいに書類を出して……などの手続きがいるが、デジタル庁は自由に持って帰れる。全職員の5割くらいはテレワークをしているらしい(何にアサインされているかで取りやすさは違うらしいが)。当日にやっぱ今日テレワークで、って言っても通るらしい。子育てをしているが幼稚園の送り迎えができてありがたい、ということを言っていた。

・「民間と官庁の違いは?」→銀行経験者のかたが「民間で結構多くの人と調整してるつもりだったけど、官庁の仕事は比べ物にならないくらい調整相手が多い」みたいなことを言っていた。広告代理店などを経た方も「会社だと社長とか役員直下にいたからそこを突破すればすぐ通ったけど、調整すべき相手がたくさんいる」と。

・「社会人経験の長い方が多い中で、新卒で自分が官僚になってやっていけるのか」という、官僚に関しての質問。

・「マイナポータルは自分もふわっとしか聞いたことがなくて、どこで広告してる? どういう層に届けようとしてるのか?」という話で、「若い人にはまだリーチできてないなと思う部分がある~」みたいなことを聞きました。

・「TikTokで広報(?)をしたという話があったが、セキュリティ的に問題はなかったのか?」という質問をしてた人もいました。

 

自分は、

・職員の方の自己紹介のときに気になったので、経験者採用は新卒採用とは違いますか? みたいなことを聞きました。

・民間採用の人はどういう契約になっているのか? を聞きました。1年契約の非常勤で毎年更新で~、みたいに答えてくれました。

 

本当はいろいろ質問を考えていった(「バリューが具体的に組織にどういう影響をもたらしたと思うか?」とか……)が、雰囲気がもっとゆるい質問をする感じだったので、やめておきました。そういう機会もあるといいな。

 

帰るとき、「座談会メンバーで飲み行こうぜ!w」みたいに誘ってくる人がいたらどうしようとドキドキしていましたが、そんな人はいませんでした。

 

就職に関わりがあるようなイベントへの参加は初めてだったので身構えてしまいましたが、カジュアルにデジタル庁のことを知ってね!くらいの温度感。座談会という名目で選考をやる企業が悪いらしい

色々な話が聞けて楽しかったです。

12/16にまたあるらしい。「志望意欲は問わない」ということですし、気軽に応募してみては?