勝手にCOMITIA新刊CM台本（ドラ〇もん編）

\ナヴァストーケ！/　（タイトルコール）


のび「ド〇えも～ん！」
ドラ「どうしたんだい、 новый太くん」
のび「ぐすっ、またジャイアンとスネ夫にいじめられたんだ。『おいのび太！　お前の作品のこのミーシャってキャラ、女子なのに男性の愛称じゃねえか！』って」
ドラ（それはジャイアンの方が正しいんじゃないかなぁ）
のび「とにかく、ロシア人キャラの名前をうまく付けられるひみつ道具、出してよ～！」
ドラ「そんなピンポイントなひみつ道具はないよ」
のび「そんなぁ～！　そこをなんとか！」
ドラ「やれやれ、しょうがないなあ……」ｺﾞｿｺﾞｿ


ドラ「ロシア語警察24時 vol.1！人名エトセトラ～～！」\ﾃｯﾃﾚｰ/


ドラ「このCOMITIA139 お20aで『ナヴァストーケ』から頒布される同人誌は、創作者に向けたロシア人キャラ名の解説本なんだ！」
のび「うわあ、ぼくのニーズにぴったりだよ！」
ドラ「しかも、ロシア人名の仕組みから丁寧に説明してくれるし、ロシア人の名付けで間違えやすいポイントも列挙してある！」
のび「『ロシアの人名を考えてみよう』なんて項もあるんだね！　ぼく、他のキャラと被らない名前を付けたかったんだ～」
のび「COMITIAで頒布かあ、さっそくビッグサイトに行かなきゃ！」
ドラ（見送る）

ドラ「さあ、画面の前のキミもCOMITIA139 お20aで『ナヴァストーケ』新刊『ロシア語警察24時 vol.1！人名エトセトラ』をゲットしよう！」

新刊「ロシア語警察24時 vol. 1 人名エトセトラ」のサンプルはこちらです。
こんな感じで文字を詰め込んで24ページ、ロシア語オタクの本気を出しました。よろしければ、ぜひ……! pic.twitter.com/soEDyv0CJv

— ふぁぼん@2/20コミティア お20a (@syobon_hinata) February 16, 2022

絶対にきららに繋げてはいけないブログ執筆（レフェリー：友人T）

こんにちは。

いまパソコンを叩いているんですが、友人Tという人物と画面共有して、打ち込んでいる内容を監視されています。

こうなってしまったのも、私に原因があります。過去の記事のせいですね。

筆記具についての話を始めると思わせておいてアニマエール！OPを歌い始めたこの記事。
szkieletor.hatenablog.jp

それから、暇つぶしの方法について書くかと思わせておいてぎんしお少々の刷り込みを始めたこの記事です。
szkieletor.hatenablog.jp

友人のTはありがたいことにブログを読んでくれているんですが、卑怯なことや曲がったことが非常に嫌いな性格の人間です。それで、タイトルと記事の内容が全然違うのはおかしい、釣りじゃないか、と怒られてしまいました。

それから次の記事を書くと言ったら、「また普通の話を始めると思わせておいて『きらら』に繋げるつもりだろう！」と言われてしまいました。今度は最後まで普通の内容を書くと言ったのですが、信じてもらえません。

なので、今日は監視ありで書いていこうと思います。

え？

ああー、横の友人Tから指摘が入りました。「『きらら』を知らない人にはこの単語が何かわからないのでは？」と。
確かにそれもそうですね。解説しておきます。

皆さんは、「ごちうさ」（ご注文はうさぎですか？）や、「ゆるキャン△」といった作品は知っていますか？あと、「けいおん！」とか、「きんモザ」。

アニメ公式サイトから拝借したきんいろモザイク

４～５人の女の子たちのゆるい日常を描いたマンガやアニメ、結構ありますよね。いま挙げたのはその中でも特に有名かなあと思うものです。

あれは、「まんがタイムきらら○○」という名前のマンガ雑誌から生まれた作品たちです。「きらら」は、そんなまんがタイムきらら及びその関連コンテンツを指す言葉ですね。「ジャンプ」と同じような感じなんですけど、比較すると知名度は低そうですね。

記事で出した「アニマエール！」も「ぎんしお少々」も、「きらら」の作品です。私自身東大きらら同好会というサークルにも入っていて、「きらら」のファンです。でも、隙あらばきららに繋げようとしてるんじゃないかというのは完全に誤解ですよ。今日は絶対にきららに繋げない、普通の話から突然ごちうさやアニマエール！その他に繋げたりしないと、目の前の皆さんにも誓います。

……これでいい？

じゃあ、書こうかな。

この前、テレビで駅伝を見てたんですよ。県対抗の高校生のやつと、箱根駅伝かな？
理由はわからないんですけど、駅伝ってなぜか年末年始に集中してますよね。
以前まであんまり興味なかったんですけど、見てるといい感じにぼうっとできますし、知らないチームなのにいつの間にか応援しちゃったりとか……

え？

違うよ！「応援」という内容から「アニマエール！」に繋げようとしたわけじゃないよ！

公式から拝借した鳩谷こはねさん

確かに「応援」という単語を出したけど！「アニマエール！」はチアが題材だから、応援から繋げなくはないけど！

「でもお前『アニマエール！』大好きじゃん」じゃなくて！繋げようとしてるかどうかもっと客観的に見てくれよ！

えーと、友人Tから物言いがついてしまいました。相当警戒されてるみたいですね。うーん。

それでは、私はよく喫茶店に行くんですが、その話でも……

え？

いや違うよ！喫茶店の話は「ブレンド・S」の話をするための導入じゃないよ！

公式から拝借した桜ノ宮苺香さん

確かにコミックス全巻持ってるけど、今のは喫茶店を題材にした作品の話へのフリとかじゃないから！

いやいやいや！喫茶店から「ご注文はうさぎですか？」の話にすかさず繋げようとしたわけでもないよ！

公式から拝借したごちうさ画像

それとは関係なく、単に喫茶店によく行くだけだから！きららに繋げるための導入じゃないから！

ちょっとちょっと、友人T。さすがに言いがかりのレベルだよ。まだ1行も書けてないよ？

「お前が普段から詐欺を行いすぎなのが悪い」と言われてしまった。

すみません、まともに書けなくて。友人Tの目が険しい。

えーと、じゃあ……私は実家暮らしなんですけど、年末ということで家を出た姉が帰ってきたんですよね。
その時に、「Amazon Primeで配信してる面白いテレビ番組がある」って教えてくれたんですよ。「ブリティッシュ・ベイクオフ」っていうイギリスの番組で、イギリス中から集められた素人の人？かな？が各地でケーキ焼き対決をするって番組ので……。

……あー、はいはいはい。友人Tからレフェリーストップがかかりましたね。
いや、言われると思ったよ？でもイギリスってだけで「きんいろモザイク」と関連付けられたら、何も書けない……

え？　もっと違う理由がある？

いやいやいや！ブリティッシュ・ベイクオフのケーキ作りのシーズンの会場がコッツウォルズだったから、すかさずきんモザに繋げようとしたわけじゃないよ！

これきららジャンプっぽくないですか？

たしかにコッツウォルズはアリスとカレンの生まれ故郷で作中にめちゃ出てくるけれども！そこに繋がりはあるけども！

というかお前「ブリティッシュ・ベイクオフ」に詳しいな！なんでその繋がりを把握してるんだよ！

わかったよ。特定のトピックについて話すとどれかのきらら作品にひっかかるってことが。
もう普通に年末年始の話をするから。

あの、皆さんは年を越す瞬間ってどうしてましたか？私は、とりあえず0時00分に「あけおめー」ってLINEを知り合いに送って……

いや違うよ！『しずねちゃんは今日も眠れない』で、しずねがあかりからあけおめLINEをもらった時どんな感情になるかについての考察の導入じゃないよ！

seiga.nicovideo.jp

というかあけおめLINEとは繋がってるけど、しずねちゃんはどこから出てきたんだよ！

いや、「ほら、お前『しずねちゃん』好きだし、『それまで友達がいなかったしずねちゃんが、初めてもらう友達からのあけおめLINE、その瞬間の気持ち……』ってところを妄想しだすタイプのオタクだろ」じゃねーんだよ！
確かにそこは当たってるけど！その話に繋げようとはしてねーよ！

それでね、起きたら家族にあけましておめでとうございますって挨拶して、おせち食べて初詣……

いや違うよ！『またぞろ。』の穂波殊さん、元日も夕方に起きて詩季や巴との初詣の待ち合わせをすっぽかしそう問題への繋ぎじゃねえよ！

seiga.nicovideo.jp

確かに言われるとありそうって思うけど！

でも最近の展開からすると堤麻里矢さんが家まで迎えに来て起こしてくれるって展開の方が可能性高そうだろ！

いや違うよ！『ぎんしお少々』の塩原もゆるさんが新年一発目という記念すべき写真に何を選ぶのか問題の話への導入でもないよ！

seiga.nicovideo.jp

「もゆるさんが銀さんを初詣に誘って、『一年の最初は、どうしてもしろちゃんが撮りたくて……』って言ってきたらめちゃくちゃよくない？」じゃねえんだよ！

それは最高のシチュエーションだと思うけど！

いや違うよ！『瑠東さんには敵いません！』で、冬休み中和村千紘さんにちょっかいかけられなくて我慢できなくなった瑠東かなめさんが元日に取る行動の考察への導入じゃないよ！

seiga.nicovideo.jp

さっきから思ってたけど、友人T、それ全部お前が脳内で妄想してることだろ！

あと予想としては、ると→わむのダル絡みLINEの送りつけは大晦日までに絶対発生してるよ！

あーあ、もうめちゃくちゃだよ。

皆さんすみません、話の腰を折ってくる友人Tのせいで、今回は全く書けませんでした。

でも、きららの話を私からは一切してないから、誓いは守られましたね。

ほら、友人T。もう書くのやめるから、画面共有も終わらせるからな。

共有切りました。

皆さん、本当にすみませんでした。

※友人Tは実在しません。

#極めて優れている暇のつぶしかた

新年早々、暇を持て余しています。

もちろん大学は再開して、周りの人たちは勉学に励んでいるんですけれど、私は精神の風邪のために療養中なんですよね。授業はまったく受けていないんです。集団リハビリの施設には週何回か通っているのですが。

他の人よりも暇な時間は多いけれど、いかんせんその時間を活用できる元気が足りない。
行動だけ見るとニートに近いです。仕方ないんですけど。あはは。

とにかく私は暇なので、最近は新しい暇つぶしの方法を色々探しています。
今日はそのうちのひとつを紹介しようと思います。

かっこいいフォント探し

文章を書くときや簡単なデザインをする際に、フォントを意識したことはありますか？
集団リハビリ施設に通い始めて、意外と世の中の人ってフォントとか気にしないんだなあ、と気づきました。
それまでは周囲がけっこうパソコン使う人しかいなかったので、気がつかなかったんですよね。

Windowsのデフォルトで入っているフォントは、種類が少なくて残念です。
無料で使えるフリーフォントを入れるだけでも気分が良くなります。
でも、バラエティも質も、やっぱり有料フォントにはほぼかなわないんですよねー。Adobeとか、モリサワといった企業が提供してるやつ。モリサワのは学生用の4年のライセンスで24000円くらいだったかな？　バイトできる体力がないこともあって、買うのは厳しい。

でもそういう有料フォントで、暇をつぶす方法があるんです。
こんな感じで。

勘亭流というフォント

そう、色んな文章を打ち込んで、見た目を確認することができるんです。
これがけっこう楽しい。

装飾系のフォント

同じフォントでも、太さでガラッと変わるんだなあ、とか。

竹というフォント

こっちはAdobe。

Adobeのいろいろ

体験ページのリンクを貼っておきますね。
モリサワ：
書体見本 | モリサワのフォント | 株式会社モリサワ
Adobe：
フォントを検索 | Adobe Fonts

……え？　「この文章は何か」って？

ああー、「#ぎんしお少々は極めて優れています」のことですか。

私もよく知らないんですけど、最近私のTLでよく見るハッシュタグなんですよ。
なんでも、「ぎんしお少々」という、フィルムカメラを題材にした女の子たちの人間模様を描いた面白かわいい4コマストーリー漫画に関係があるらしいです。

comic-fuz.com

その素晴らしさを布教するためのタグ……だと思います。見る限り。

や、たまたまなんですよ、これになったのは。
いま公園のベンチでノーパソ叩いているんですけどね。
サイト開いて、サンプルの文字列何にしようかなあ、と思って何も打ち込まずにいたんですよ。

そしたら走ってきた野良猫がノーパソのキーボードを踏んづけていって、これが入力されていました。

すごい偶然ですよね。ちゃんとした日本語の文章になってるなんて。
それから、その猫の飼い主さんにリードを放してしまってごめんなさい！ってすごく低姿勢で謝られました。

なんだか珍しいTシャツを着ていて、「若鶏にこみ先生の最新作『ぎんしお少々』は、まんがタイムきららで好評連載中！さらにコミックス1巻も好評発売中！」ってプリントされてましたね。自作Tシャツでしょうか？　

聖☆おにいさんにもありましたよね、自作Tシャツプリントにイエスがハマる回。
とにかく、「#ぎんしお少々は極めて優れています」というフレーズは、そういう偶然のさんｂ#ぎんしお少々は極めて優れています

うわわ、マックに移動して安心かと思ったのに、隣の子供にイタズラで入力されちゃいました！
でも、子供のやったことだし、消すのも忍びないのでこのままにしておきます。

親の方から、おわびです、と何かメモを渡されました。なんだろう、URL？
そのまま打ち込んでみます。

seiga.nicovideo.jp

暇つぶしの方法、どうでしたか？
あ、フィルムカメラを始めてみるのもいいかもしれないですね！

特定のFFに媚びる！すなわち、天才クールスレンダー美少女を書く！

当たり前のことなんですが、コンテンツの内容にかかわらず、視聴者（読者）を増やすのは難しいですね。
やはりTwitterで拡散されることが近道。
そのためにはいいねも嬉しいのですが、できればRTされること。それも、RTしてくれた方が何らかのコメントを付けてくれると、おそらく見てもらえる確率は上がるでしょう。

……なら、特定のFFの性癖にぶっ刺さり、思わずコメントしてしまうような記事を書けばよいのでは？

でもそんな、性癖をはっきりとわかる形で公開しているFFなんて、なかなかいないな……

yuyusuki.hatenablog.com

いた。というか、ブログのタイトルで強めの主張してた。

でも、「クール」とか「ツンデレ」とかの属性って、実際はけっこう幅があるんだよなあ。私も一人称が「ボク」の男装少女がヒロインの美少女ゲームを買ったら弱気なところが合わなくて、男装系ボクっ娘の中でも凛々しい系が好きなんだなー、となりました。

だから、詳細な性癖の遍歴語りでもしてない限りは難し……

yuyusuki.hatenablog.com

してた。滅茶苦茶分析して解説してた記事があった。

・頭が良く、常に冷静で内心を表に出さない。
・主人公と対等な目線。
・毒を吐くと良い。

私が特別尊いと思うキャラクター(特に女の子同士)の組み合わせについて - 天才クールスレンダー美少女になりたい

・さらに、ゆるふわ天真爛漫な子と組み合わさると破壊力が高い。

……。

OK！

というか私は以前から彼と付き合いがあり、性癖も把握しているので一度それっぽいあらすじだけ考えて送り付けたことがあった。あれを使おう。
私の性癖としては天真爛漫な娘の方が好きなのでサブヒロイン的立ち位置になっちゃうけど、彼は懐が広いので「サブヒロイン的立ち位置の天才クール美少女からしか得られない栄養も、ある――」みたいなツイートしてそう。ほんとかな。

よし！

早速レッツゴー！

――――――――――

「勘弁してくれよ。そんなこと、到底無理にきまってるだろう？」

ぼくは弱々しい言葉を、しかし堂々と、目の前の相手をしっかり見据えながら吐き捨てた。

「御託はいいからドアを開けてさっさと告白しなさい。すぐに終わるわ。どう？」
「『どう？』じゃないんだよ。『今すぐ告白しろ』なんて要求、呑めるわけないだろ」

誰だって、同じ状況に立たされればぼくとおなじこと――なんなんだいったい、と思う……はずだ。
ぼくはこの部室の手前に着くまで、いつもとまったく同じように部活に顔を出すつもりだった。それが突然首根っこを掴まれ、角に連れ込まれ、「告白という一大イベントを今すぐやれ」なんて脅しを受けた。あまりにもひどい。なんでこんな暴君に――

「あら。『なんでこんな暴君にぼくの恋愛に口出しされなきゃならないんだ？』とでも言いたそうな顔してるわね」
「毎回のことだけど、心を読むな」
「毎回言っているけれど、超能力者の存在を信じているのね。あなたの顔が分かりやすすぎるだけなのに」

心底忌々しいといった様子で、彼女――笹原はぼくをきっと睨んだ。

「はっきり言うわ。あなたたち、部室でずっとイチャついてるくせに、いい雰囲気になっても、もじもじ、もじもじと……。付き合わされるこっちの身にもなってほしいのだけれど」

この笹原という女子とぼくは一年生から同じクラス。それから、3人しかいない弱小同好会の部員同士でもある。
やつは美人だ。彼女の胸上まで伸びた艶のある黒髪や、意志の強そうな切れ長の目を形容するなら、「美しい」以外の言葉をぼくは持ち合わせていない。ただ、それは冷たく、近寄りがたい美しさだ。刃のような鋭さを宿した、周囲に緊張を与える、そんな美だ――もっとも、ぼくは慣れっこになってしまったのだが。

以前、こいつを一言で表す単語をなんとなく考えたことがある。
それは「理性」だ、と、そういう結論にぼくは達した。

彼女は聡明で、論理的で、合理主義者だった。ただ、人の気持ちを考慮するという部分が決定的に欠けていた。……いや、彼女の察しの良さからすると、分かっているが無視しているというべきか。矢のようなまっすぐさ、正しさで放たれる彼女の言葉は、ぼくのような普通の人間が必要としているもの──ためらい、怠惰さ、そういった不合理なものたちを全て射抜き、否応なく命題を眼前に突きつけてくる。それは彼女のいいところでもあるのだが、多くの人間は気圧され、距離を置き、遠巻きに眺めるようになるのだ。そして、それが更に彼女の近寄りがたさに拍車をかけていた。

ともかく、彼女の言うことは正しい。ただぼくに勇気がないばかりに、年下の後輩――白花をひたすらに待たせてしまっている。

「さっさと白花さんを幸せにして、二人で放課後デートにでも洒落込みなさい。それで、私はこの部屋で静かに本が読めるのだもの」
「がっつり私欲だな。これは僕たちの問題だろ。最適なタイミングってもんがあるんだよ。」
「季節が2つ回ってもやってこなかったタイミングさんとやらは、本当に存在するのかしら。あなた、UMAも信じるタイプ？」
「……うるさい。ぼくだって今のままでいいとは思ってない」

そう。告白に踏み切ろうとしたことは何度もあった。
この部室でもそう。あるいは一緒の帰り道。文化祭の夜。言おうとした。「好きだ」と、口から絞り出そうとした。
けれど、どうしてか口はかたくなに動いてくれないのだ。わかっている。ぼくの奥底の救いようのない臆病さが、この状況を作り出している。笹原に迷惑をかけていることも自覚している。

――――――――――――――――――

1200文字くらいしか、書けず――。

「さらりと毒を吐く」が滅茶苦茶難しい。たぶん、ウィットに富んだ感じの知的な返しが必要なんだと思う。

ちなみに天真爛漫なキャラも書くのが苦手だ。なんで挑戦したんですか？

続くか……？（「いやいやいや続けてくれ」って言われそうですね）

ガーリックトーストって、美味しいですよね。

ガーリックトーストってあるじゃないですか。

おいしそう

僕あれがすごく好きで、よく食べるんですよね。

いつも昼食を食べてるような札でお釣りが来る価格帯の店にはほとんどないんですけど、ちょっと高めの店に入ったりするとあるんですよ。この前は立川で全てがどうでもよくなってパスタに1200円払おうと入ったらメニューに載っていて、結局会計が1600円になりました。

でも、世の中にはガーリックトーストを絶対に許さない人々がいるわけですよね。

皆さんもご存じだと思います。そう、GTEA（Garlic Toast Eliminating Association）ですね。

「撲滅！ガーリックトースト！」という横断幕を掲げて、駅頭で激しい調子で演説しビラを配っている、あの団体です。

私の最寄り駅では通学時間によく演説していて、毎回心を痛めています。

彼らのガト虐（何の略か解説するまでもないですよね？）は、本当にひどい！

ガーリックトーストを炭になるまで燃やす。
ガーリックトーストからガーリックバターがしみ込んでいる部分だけを削り取る。
ガーリックトーストをノーガーリックトースト、さらにはノーガーリックノートーストにすり替える……

そういう写真がビラに載っているのを見ると、どうしてこんな非ガト道的な行いができるのか、理解に苦しみます。

GTEAの悪行についての問題が2018年に全国紙に取り上げられてからは以前よりもずっと広く知られるようになり、状況はいくらか改善しました。

しかし、まだ足りません！彼らのようなガーリックトースト差別を推進する団体は、打倒しなければならない！

全国のガーリックトース党の同志たちが、いま、「ガーリックトーストを守れ！憲法を守れ！」と、声をあげはじめています。

ガーリックトーストは基本的パン権で保護されるべき存在。それを詭弁を用いてパン権の対象から除かれると主張している彼らを許すことはできません。

2年前、高齢のため引退された錦野さん（『ガリトー界のジャンヌ・ダルク』の方が有名でしょうか？）の後を継ぎ、ガーリックトース党広報部長の地位に就かせていただいてからは、九州統括の「ふくろうのパン屋さん　よねだ」さんをはじめとした各支部との連携、さらには「明太フランス連合」「前進するMFP（ミルクフランス党）」さんといった状況を同じくする団体とも連携して、この闘争を進めてまいりました。

さて、先日GTVでGTEA代表である森重氏（名前はご存じなくとも、にんにく不使用ガーリックトースト騒動の捏造の主導者といえばわかってもらえるでしょう）と私の公開討論会が開催されました。ネット番組ですので知らなかった方も多いかもしれません。そのため、この記事にて論戦の核となる部分の書き起こし（33分50秒から、だいだい5分くらいの箇所）を残しておくことにしました。

以下、森重氏を「森」、司会の方の発言を「司」と表記します。

＊＊＊

司「それではここで、事前に募集された視聴者からの質問に議題を移したいと思います。」
私「はい。」
森「大丈夫です。」
司「まずはこちらから。」
『にんにくが苦手な人への配慮として、ガーリックトーストを食べない権利というものをどう考えますか？』
私「ああー……。典型的なガーリックトースト差別を分かってない人の発言ですね（苦笑）。いいですか？ガーリックトーストを食べない権利などというものは存在しないんですよ？『勤労の義務』『納税の義務』『ガーリックトーストを食べさせる義務』は国民の三大義務じゃないですか。好き嫌いなどという理由で食してもらえないガーリックトーストのパン権を考えれば当然ですよね」
森「あの、えー、ですから、その義務自体あなた方が、あなた方というのはつまり、ガーリックトース党によって制定、えー、されたものですよね。でもそれを時代に合って、合わせて変えたらどうか、そういう提案をしている、それは……」
私「それは国民投票で一回可決された結果として、いま条文があるわけですよね。まだ改正から4年しか経っていません。国民の過半の賛成があったわけですよ。それはどうお考えなんですか？」
森「それは、あー、普段から私たちが申し上げているように、『こんなの通るわけないだろう』という認識の甘さが国民の間にあったと、そういう結果がですね、調査、改正決定後の世論調査ですね、えー……。その結果でも出ているわけですよね。だから直近の世論は元に戻したい、そういう……」
私「出ました、『認識の甘さ』。典型的な反ガーリックトースト主義者（アンチ・ガーリックトースティアン）の使う用語ですね。憲法改正以後は『認識のしょっぱさ』という言葉が正しいんですけれど……」
森「だからそれはあなた方がね。改正で……」
私「こちらの発言を遮らないでください！」
司「えーと、一旦まとめましょう。葫原さんの主張は、ガーリックトーストの権利保護に立ったもの。そして森重さんの主張は、質問者のような現在の世論を反映したものに変えよう、という主張ですよね」
私「あの、森重さん、あなたの主張は『香りが弱すぎ』るんですよ。何も塗っていないトーストくらい薄い！」
森「一旦その、改正後にガ党が制定した用語の使用はやめませんか。混乱してしまって……」
私「ちょっと、ちょっと（笑）それはあなたのアリシン摂取量が少ないからですよ。ガーリックトーストを食べてこなかったのをこちらに押し付けないでくれませんか？」
森「いや、ガーリックトーストの強制に反対しているのですから、ガーリックトーストを食べないのは当然で……」
私「ちょっと聞きましたか！この方はいま、堂々とガーリックトースト推進法違反を宣言しましたよ！司会さん、いいんですか！？　ねえ！ガト推違反は懲役3年または300本以下の罰ガーリックトーストですよ！」
司「……それでは、一旦CMとさせていただいて……」

はい。私の完勝ですね（笑）。相手に堂々と法律違反を宣言させました。いやあ、まったく腹立たしいですね。早く警視庁に取り締まってもらうよう要請しているのですが、彼らは特命ガーリックトースト取締局の設立にも抵抗していて、なかなか事態が動きませんからね。

今回のブログはここまでにします。いやあ、にんにくの風味を感じられるような記事を目指しましたが、どうでしたガ？

それでは皆さん、Pour des toasts à l'ail（ガーリックトーストのために）！

筆記具を忘れた

最近ノートとペンを持ち歩いています。
いつでもどこでも落書きができるというのは暇をつぶせて便利です。

あの、さっき内科に薬をもらいに行ってきたんですけど、筆記具を忘れちゃったんですよ。
そうすると待ち時間暇ですよね。
それで、先に近くの文房具屋で、鉛筆を買ったんです。

ユニというモデルの、三菱鉛筆製の鉛筆でした。入門者向けのモデルだそうで。
ハイユニという上位モデルもあるそうです。

ユニ、ハイユニ、ユニ、ハイユニ。なんだか語感がいいですね。

ユニ、ハイユニ、ユニ、ハイユニ。ハイ！……ユニ。……ハイ！ユニ！

ハイ！

ハイハイ！

ハイハイハイハイ！

ハイ！ハイ！ハイ！ハイ！ハイ！ハイ！イエーイ！！
Punch Up！手を上げて(ハイッ！)
ロータッチダウン！腕組んで(うんうん)
声を重ねて(せーの) ワクワクするね(わくわく！)

わくわく！

……はっ！

え……。いま、僕、もしかして……

アニメ「アニマエール！」のオープニング曲である『ジャンプアップ↑エール‼』を歌っちゃってました⁉

うわー！恥ずかしい！！

「ハイ！ハイ！」という特徴的な掛け声に似たセリフを発してしまったせいで、アニメ「アニマエール！」のオープニング曲である『ジャンプアップ↑エール‼』を思わず歌ってしまったー！！

アニメ「アニマエール！」について知らない人もいっぱいいると思うので解説をしておくんですけど、チアリーディングに魅せられた主人公の元気っ娘・鳩谷こはねが高校に入ってチア部を結成して、こはねの憧れだった実力者だがチアをやめてしまった有馬ひづめ、幼馴染の一見しっかりしかし中身はこはね大好きで絶妙に隠しきれていない猿渡宇希などと共に紡がれる青春ストーリー！！！

アニメ公式サイトより拝借した猿渡宇希さん

まさか『ジャンプアップ↑エール‼』を突然歌いだしてしまうとはー！！
恥ずかしいぃぃー！！！

……ふう。
落ち着きました。
いやあ、取り乱してしまってすみません。それで話を戻すんですけど、結局内科はすごくすいていて、一瞬で診察まで終わっちゃったんですよ。
内科にかかる羽目になった原因が逆流性食道炎という病気なんですけど、もうほとんど痛みはないんですよね。
だから、診察もお医者さんの質問に、はい、はい、ってうなずいてるだけでしたしね。

ほんとうに。
ひたすらうなずいてました。

何を質問されたんだったかな？

はい、はい、ばっかり言ってたから、本当に覚えてないや。

やっぱり、はい、はい、ってただ返すだけじゃダメですよね。ちゃんと内容のある相槌を打たないと、話の内容も頭にはいってこなくて……

はいって、こなくて……。はいって……はいって？

はい？はい、ハイハイハイハイ！

ハイ！ハイ！ハイ！ハイ！ハイ！ハイ！イエーイ！！
Punch Up！手を上げて(ハイッ！)
ロータッチダウン！腕組んで(うんうん)
声を重ねて(せーの) ワクワクするね！(わくわく！)

Stand Up！立ち上がって（よいしょ）
Clap Your Hands！手を叩いて（ぱぱぱん）
体はずんで（ぴょんぴょん）
ドキドキしちゃうねー！

ふー！
もーりーあーがーるきーもーちー（あーきーらーめーはーしーなーいー）
わーたーしーたーちーがーここーにーいるから！
わんふぉあおーる！おーるふぉあわん！
うぃーあーちあーずれっつごー！（ふふ！）

……はっ！

今、僕、まさか、そんなことはないとは思うんですけど……

アニメ「アニマエール！」のオープニング曲である『ジャンプアップ↑エール‼』をサビまで歌っちゃってました！！？

うわー！！恥ずかしい！！！！

「頭に入ってこない」の「はい」の部分だけで、「ハイ！ハイ！」という特徴的な掛け声を連想してアニメ「アニマエール！」のオープニング曲である『ジャンプアップ↑エール‼』を思わず歌ってしまったー！！！！

アニメ「アニマエール！」についてもう少し解説をしておくと、元々マンガが原作なのでアニメはあまり観ないがマンガは好きという人は原作のほうを読んでもいいと思うー！！原作は4コマ漫画だけどストーリーがあるタイプで、とりあえず1話試し読みのリンク張っておくから一度試し読みだけでもしてほしいー！！！！

booklive.jp

ちなみに卯花（読みは「うのはな」）つかさ先生のほかの作品として「はじおつ。」という初々しい男女のお付き合いを描いた作品も存在するー！！！！

booklive.jp

ハァ……ハァ……。

……ふぅ。

取り乱しちゃって本当にすみません！もう大丈夫ですので……。

え？「本当に大丈夫か」って？いやそれはもう、はい、大丈夫です、はいはいハイハイ！イエーイ！！

Punch up！手を上げて(ハイっ！)
ロータッチダウン！腕組んで(うんうん)
声を重ねて(せーの)　ワクワクするね(わくわく♪)

Stand up！立ち上がって(よいしょ)
Clap your hands！手を叩いて(ぱぱぱん)
体はずんで(ぴょんぴょん)　ドキドキしちゃうね

情熱の汗を流して
時には涙も流して
Wo, oh oh oh ohoh oh-(x2)
ぶつかりあったりしたけど
くじけることもあったけど
アツい　未来　描く　それが　青春じゃん！
Jump up Cheers！ Go fight win！
ふー！
もーりーあーがーるきーもーちー（あーきーらーめーはーしーなーいー）
わーたーしーたーちーがーここーにーいるから！
わんふぉあおーる！おーるふぉあわん！
うぃーあーちあーずれっつごー！（ふふ！）

もーえーあーがーるしょぉーどぉー（やーみーくーもーだーけーれーどー）
ことばをこえて！きみにとどーくかーら！
わんふぉあおーる！おーるふぉあわん！
うぃーあーちーあーずれっつごー！

ファイト、やるぞ、いくぞ、ベストつくせ！！
イエーイ！！！！！！
うぃーあーちあーずなんばわんっ！！！

www.nicovideo.jp

「イケメン」と「女性向け」マンガ

深夜に起きてふと考えてしまったのでつらつら書く。

私は絵柄が可愛ければ、だいたいどんなマンガでも読む。常に新作に飢えているので、無料公開されていれば片っ端から目を通す。それが、いわゆる「女性向け」とされているものでも。

これは間違った印象論かもしれないが、以前は「女性向け」といえば、少女や大人の女性の恋愛漫画が大多数だったように思える。しかしここ数年の「なろう」からのコミカライズによる異世界ものの激増で、「女性向け」のマンガにも、ファンタジーとか、冒険とか、私が好む副要素が入ってきた。

そういうわけでそれらを読み漁る中で、ひとつ気がついたことがある。主人公の女性が「イケメン」という言葉を使った瞬間に、だいたいそのマンガを閉じてしまう、というものだ。

ひとつは、特に純粋な異世界もの（つまり、転生/転移といった「こちらの世界」が関わらないもの）なのに、雰囲気をぶち壊しているように思える、というのがあると思う。「イケメン」という俗語というかスラングめいたものを別の世界の住人に使われると、「こちらの世界」の作者が透けて見えてしまう。それで、作品世界に入り込めなくなる。

もうひとつは、単に女性主人公に感情移入できなくなる。特に、私の目線からヒーロー（ヒロインの対義語ってなんだろう）が「格好いい」と思えない場合。世の男性一般に通じるかは分からないが、私は他の男性について容姿が良い=魅力的であるとは思っていない気がする。あと、男性が男性を評価する際に「イケメン」という言葉は使わない気がする。女性の間でのみ使われる俗語によって、主人公との違いを強く意識させられてしまい、感情移入できなくなる……ような。「美形」とか「整った顔立ち」とかなら割とすんなりと受け入れられるのだけど。

あとは、「雑」な言葉ではないか、とも思う。そういう意味では、「男性向け」作品の「美少女」という言葉も苦手だ。といってもヒロインには例に漏れず顔の良さを求めているのだが。ただ、「顔が良い」と一口に言っても、「愛嬌がある」とか「人形のように整った」とか、様々な美しさ、かわいさのかたちがあるのに、それらを全部一括りにしている感じを、どうも敬遠してしまう。

オチはない。

「女性向け」漫画に興味が湧いたら、「FLOS comic」「ゼロサムオンライン」（Web）、「Palcy」（アプリ）などに目を通してみるとよいと思う。